RENOVATION / NEW HOUSE / STORE DESIGN
LA TABLE DE YAMASAKI
兵庫県神戸市 2019 /Sep/ 13 updatedお肉の焼ける香ばしい香りと軽やかなフレンチ・ミュージック。お店のドアを開けるととてもいい香りと軽やかな音楽が迎え入れてくれます。神戸元町にオープンした『LA TABLE DE YAMASAKI』は、カジュアルな雰囲気のテーブルやカウンターで本格的なフレンチが味わえる街のレストラン。オーナー・シェフの山崎洋介さんは、フランスや日本のレストランやビストロなどたくさんのお店で料理をつくってきました。
昔から40歳の時に自分の店を持つのが夢で、ついにその時がやってきました。お店のイメージは、お客さまが気軽に伝統的なフランスの料理を味わえるお店。そんなとき、奥さまに誘われて訪れたのがDEN PLUS EGGの蚤の市でした。パーツやリネンのショップの内装や家具などその雰囲気はとても好みで、特に緑の家にある古材を使ったロングテーブルと味わいのあるキッチンは自分のお店のイメージにぴったりでした。
山崎さんはさっそくお店の設計をお願いすることに決めました。自分の中にあったイメージは木の温もりのある温かな空間。山崎さんは設計スタッフに自分がつくりたいお店や料理の写真をたくさん見せてお店のイメージを伝えました。カウンターには長い一枚板の古材が使われ、店の雰囲気が決まりました。1階の板壁を白く、2階は淡い緑がかったグレーに塗り分け、壁の色でそれぞれに違う雰囲気になりました。テーブルやチェアはD+E MARKETがイギリスやフランスから買い付けてきたものを選び、それぞれが異なるテーブルも不思議と自然な統一感が生まれます。お店のロゴやネームプレートの看板なども設計と合わせてデザイン・チームにお願いしました。
カウンターやテーブルでお客さまがワインを片手にお料理を食べながら楽しそうに談笑しています。ここは山崎さんがイメージした温かな「山崎さんの食卓」なのです。
LA TABLE DE YAMASAKI
神戸市中央区下山手通2-14-2