RENOVATION / NEW HOUSE / STORE DESIGN
MUWHAT
東京都台東区 2024 /May/ 14 updated
注目の下町エリア蔵前（田原町）に2024年1月、HERB STEAM HOME『MUWHAT』が誕生しました。明るいオペラピンクの塗装、白木とクリアガラスのファサードには白木の丸い木の取っ手、オープンでハッピーな空間です。
『MUWHAT』は女性の“温活”をサポートするコンセプトブランド。ショップには家庭で気軽にできるオリジナルのよもぎ蒸しグッズ（ハーブ、椅子、ケープほか）と温活を楽しむためのインテリア雑貨やオリジナルグッズがセレクトされ、「１カ月かけてつくられる発酵クラフトコーラ＆ジンジャーティー」やハーブティーのテイクアウト・ブースもあります。オリジナルデザインのチェアはトップを取り替えられる仕様でダイニングチェアとして使えるシンプルなデザイン、ハーブティーは伊吹山の薬草を中心としたオリジナルブレンド、ケープはよもぎ蒸しだけでなくフェスやアウトドアで使用できるレインコート、そして自宅で温活を楽しむためのスピーカーやハーブティーカップ＆サーバーなど、国内生産のオリジナルアイテムが並んでいます。
お店のイメージは西海岸をイメージしたシンプル＆オープンな空間、テイクアウト・ブースの前にはスペースがあって、スタンディングでドリンクを楽しむこともできます。新しいブランドということもあってアートディレクターがカラーを監修、DEN PLUS EGG担当者とオーナーの３名で明るいオペラピンクをテーマカラーに決定。実は田原町界隈には昭和時代に建てられたピンク色の低層ビルがとても多いため、街との親和性も考えて選んだテーマカラーで、ややもするとマニアックになりがちなよもぎ蒸しのサロンを、解放的でカジュアルに楽しめる場所にするためにふさわしい色として採用されました。
インテリアの特長はテーマカラーをより生かす柔らかい壁のカーブとそれに合わせたナチュラルな白木の棚やテーブルがつくしだす軽やかで親しみやすい空間。全面ガラスのファサードから中を見ると、ちょっと入ってみたくなります。店の奥にはパウダールームが備えられていて、こちらはグレートーンのシンプルで快適なデザインです。
西海岸のような解放的な空間で、温活グッズとハーブティー、よもぎ蒸し体験ができるショップ。これから蔵前の新しい注目スポットとなりそうです。
MUWHAT
東京都台東区寿2-18-10
よもぎ蒸し用ハーブ、ハーブティー、フェスにも使えるホーム温活用パーカーなどオリジナルグッズが並ぶ。
鮮やかなピンクで気分が上がる店内。
ブランド立ち上げと同時に制作したオリジナルの陶制品も。
フロアはモルタルでシンプルに。
弧を描く壁の向こうは体験コーナー。
入り口から店内を望む。
ハーブ、スチーム（よもぎ蒸し）、ホーム（インテリア）。
ショップ右手はto GO、オリジナル発酵ドリンクが人気。
店内でもスタンディングでドリンクを楽しめる。
足元まで全面ガラスの解放的な空間。
オリジナルのガラスドアはオークと真鍮の丸い取っ手つき。
パウダールームはグレーを基調にした色使い。
