RENOVATION / NEW HOUSE / STORE DESIGN
チロルの高原ロッジのような、暖かみのある一軒家。
兵庫県川西市 2023 /Dec/ 15 updatedリビングとキッチンの窓から見えるのは木々の緑。郊外の住宅街の高台にある角地の一戸建ては、高原のロッジのような雰囲気を持つ暖かみのあるお家です。アウトドアが大好きなご主人と奥さま、小学生のお子さんの3人家族が、芝生の庭のある大きな家での暮らしを満喫しています。
スープの冷めない距離にご主人の実家があり、すぐ近くの別の住宅街に奥さまの実家があり、家族と両親たちは一緒の時間を共有しながら、3世代で楽しむ豊かな生活。「この子が生まれたとき、初めて家を建てよう!という気持ちになりました」と微笑む奥さま。サーフィン、スノーボード、マウンテンバイク、キャンプとアウトドアが趣味のご主人は、何事にも凝り性で、家を建てると決めるや否やネットを駆使して自分たちの好みに合う設計会社を吟味し始めたのだといいます。。
DEN PLUS EGGの数々の事例の魅力に惹かれて調べているうちに、ご主人の友人とつながりがあることがわかって、白羽の矢を立てたふたりは、まずオープンハウスに参加。次に、実家のすぐ近くに土地を入手予定として、苦楽園の“緑のお家”へ打ち合わせに行きました。そのとき、ここに頼んで間違いないと確信を得ました。
「1階はショップで、カフェのような大きなテーブルとキッチンがあって、2階が設計オフィスになっていて、これまでに見たことのないようなステキな環境でお仕事をされていました。打ち合わせをしながら、DEN PLUS EGGさんに家を建ててもらうとこんなステキな空間ができるんだとドキドキしていました」と思い出を話してくれる奥さま。打ち合わせに通うたび、D+E MARKETのショップで見たパーツや照明など細々したものを自分たちで選んで、プランの肉付けをしていったと言います。
「わたしたちから具体的に希望を伝えたのは大きく3つです。“LDKの周りにウッドデッキをめぐらせたいこと”“LDKの近くにウォークインクローゼットのような大きい収納スペースが欲しいということ”“アウトドアグッズを収納できる土間スペースが欲しいこと”。インテリアの希望はとくに伝えていなかったのですが、打ち合わせで話をする中で好みを拾っていただいて、設計担当のTさんがプランをつくってくださいました。プランの図面とパースを見たとき、それが自分たちの想像以上で本当に驚きました」と奥さま。
木造の梁を見せる天井、ブルーが印象的な広々とした対面キッチン、そしてグリーンイエローのリネンカーテン、どこか高原のロッジを思わせる非日常感が漂うインテリア。2階は、おもちゃがいっぱいの無垢フローリングの広い子ども部屋と山の緑を一望する出窓がある主寝室。広い敷地を生かした、半平屋建てのようなお家です。
「2020年の5月に住み始めました。そのころはまだ年少だった娘は、広々としたLDKが大好きで、キッチンの周りをずっと走り回っていました」。この家のおかげでステイホームのストレスを感じることもなく、庭でバーベキューを楽しんだりして、新しい暮らしを満喫していたと話す奥さま。「キッチンの真正面に見えるヤマボウシはそのころ義父が植えてくれたものなんです。同じく3年前に植えたシマトネリコも3年でとても大きくなりました」。芝生やガーデンのお手入れは、お義父さまが趣味を兼ねて見てくれているということで、LDKからウッドデッキ、芝生、ガーデンへと続くアウトドアライフの気分を自宅に居ながらたっぷりと楽しめる気持ちのいい家となりました。